小説

小説における泣き別れの考察(京極夏彦)

泣き別れとは 泣き別れ自体には色々な意味があるが、この記事では、文章での泣き別れを指すこととする。 そして、文章において泣き別れとは、ページをまたいで文章が続くことを言う。   (以下泣き別れの例)   (泣き別れが解消されている例) 泣き別れと作家 小説における泣き別れが生じ... 続きを読む

生きる意味を見失ってしまった。そんな時に

はじめに 自分の生きている意味はなんなのだろうか? 自分に生きている意味がないのではないか? 自分がこの世に生を授かった意味がわからない。 そんな時が唐突に訪れたりすることはないだろうか? この記事では私なりの生きる意味に対する考えを記す 生きる意味はどこにあるか? 生きる意味というのは、どこか... 続きを読む

小説において「自分」とは何人称なのか?

はじめに 「自分」とは何人称なのだろうか? ちょっと疑問に思った 前提知識 ※小説の人称がわかっている人はスキップしてOK 小説は例外を除き、3人称小説か1人称小説に分類することができる。 これは、小説の地の文では、主語を3人称か1人称のどちらで扱うかで分けられる。 3人称:登場人物の名前を直接... 続きを読む

小説を読んでいて作者視点が入っていると感じる瞬間

はじめに ネット小説などを読んでいると、たまに作者視点が入っているなと思うことがある。 どういった文章を読むと、作者視点と感じるのか、そこらへん自分の中で、きちんと言語化して説明したい。 ※外部参考サイト:三人称の「純粋な、完全な作者視点」をおさえる。(小説の作法) まあ、私は、人の文章を批判で... 続きを読む

「マクガフィン」とは?具体例を交えつつ解説

「マクガフィン」とは マクガフィンとは、物語を動かす一要素ではあるが、別のものに代替可能なもの。 例えば、ルパンシリーズは、大泥棒であるルパン三世が、様々な財宝を盗み出す話である。この財宝は、金塊でも宝石でも美術品でも古書であっても、物語に支障はでない。財宝が金塊じゃないといけないといった特別な理由... 続きを読む

物語に登場するキーアイテムの種類を分類してみた

キーアイテムとは いくつかの物語には、キーアイテムが設定されていることがある。(無論キーアイテムのない物語もあるが) 説明するまでもないだろうが、キーアイテムとは、物語において重要なアイテムのこと。 ただ重要と言っただけでは、いささか漠然としている。 また、キーアイテムがどのような役割を果たすか、物... 続きを読む

『電波的な彼女』(片山憲太郎)-感想解説(悪とは何か?)

『紅』と『電波的な彼女』の比較 主人公が事件を解決するタイプだが、一般的なこの手の作品と比べ、主人公(ジュウ)の力は弱い。 悲しいことに、メインヒロイン(墜花雨)より弱い(肉体的に)。ついでに、2巻目から出てくるサブヒロイン(斬島雪姫)にもおそらく勝てない。 主人公(ジュウ)は、一応、一般人よりは... 続きを読む

『紅』(片山憲太郎)-感想解説(西尾維新との比較)

話の概要 事件があって、主人公が戦闘を通して解決するタイプの物語。 揉め事処理屋(※何でも屋みたいな存在)である主人公真九郎を中心としたキャラの会話が面白い。キャラの造形がしっかり作りこまれており、どのキャラも魅力的で読者を飽きさせない。 作者である「片山憲太郎」は「西尾維新」(『クビキリサイクル... 続きを読む

本一冊の平均的分量:10万文字、40シーン、10キャラ

本を書く時の、作家の思考 どのような思考で、作家が物語を紡いでいるか気にならないだろうか? 「気にならない」 そう答える人の方が多いと思う。 作家の思考なぞ、物語を純粋に楽しむのに不必要な要素だから。 しかし、私は考えてみることにした。 なぜか? たぶん暇だったからじゃないかな…… プロッ... 続きを読む

よい小説とは何か?-最も単純な答えを示す

人は本を評価したがる生き物 多くの人が本を読み終えた時に、 いい本だったとか、つまらない本だったとか、 色々感想を持つと思う。 つまり、私達は、本の良しあしを判断する基準を 自分の中で持っているはずだ。 しかし、それをきちんと言葉で表すことができるだろうか? 本の良い点、あるいは、悪い点を挙げて、 ... 続きを読む