分析

小説において「自分」とは何人称なのか?

はじめに 「自分」とは何人称なのだろうか? ちょっと疑問に思った 前提知識 ※小説の人称がわかっている人はスキップしてOK 小説は例外を除き、3人称小説か1人称小説に分類することができる。 これは、小説の地の文では、主語を3人称か1人称のどちらで扱うかで分けられる。 3人称:登場人物の名前を直接... 続きを読む

「マクガフィン」とは?具体例を交えつつ解説

「マクガフィン」とは マクガフィンとは、物語を動かす一要素ではあるが、別のものに代替可能なもの。 例えば、ルパンシリーズは、大泥棒であるルパン三世が、様々な財宝を盗み出す話である。この財宝は、金塊でも宝石でも美術品でも古書であっても、物語に支障はでない。財宝が金塊じゃないといけないといった特別な理由... 続きを読む

物語に登場するキーアイテムの種類を分類してみた

キーアイテムとは いくつかの物語には、キーアイテムが設定されていることがある。(無論キーアイテムのない物語もあるが) 説明するまでもないだろうが、キーアイテムとは、物語において重要なアイテムのこと。 ただ重要と言っただけでは、いささか漠然としている。 また、キーアイテムがどのような役割を果たすか、物... 続きを読む

本一冊の平均的分量:10万文字、40シーン、10キャラ

本を書く時の、作家の思考 どのような思考で、作家が物語を紡いでいるか気にならないだろうか? 「気にならない」 そう答える人の方が多いと思う。 作家の思考なぞ、物語を純粋に楽しむのに不必要な要素だから。 しかし、私は考えてみることにした。 なぜか? たぶん暇だったからじゃないかな…… プロッ... 続きを読む

よい小説とは何か?-最も単純な答えを示す

人は本を評価したがる生き物 多くの人が本を読み終えた時に、 いい本だったとか、つまらない本だったとか、 色々感想を持つと思う。 つまり、私達は、本の良しあしを判断する基準を 自分の中で持っているはずだ。 しかし、それをきちんと言葉で表すことができるだろうか? 本の良い点、あるいは、悪い点を挙げて、 ... 続きを読む

物語も「三度目の正直」-3回目でひっくり返すパターン

童話で見られる「三度目の正直」型 童話では、3回目でひっくり返すパターンがよくみられる。 私は、そのよう物語を勝手に、「三度目の正直」型の構成と呼んでいる。 『三匹の子豚』と『オオカミ少年』という二つの物語を通して、説明したい。 『三匹の子豚』 あらすじ 起:1匹目の子豚が作ったわらの家が、狼に吹き... 続きを読む

短編のオチの三本柱-オチのパターンを分類する

短編のパターン 短編を読んだときに、 この短編のオチは、前読んだ別の短編とオチが似ているな。 そんなことを思ったことはないだろうか? その既視感は、正しいと思う。 人が面白いと思うものにはある程度パターンが存在するはずである。 そして、書き手は意識的か無意識的にか、パターンというものを捉えて、 それ... 続きを読む