『紅』(片山憲太郎)-感想解説(西尾維新との比較)

話の概要 事件があって、主人公が戦闘を通して解決するタイプの物語。 揉め事処理屋(※何でも屋みたいな存在)である主人公真九郎を中心としたキャラの会話が面白い。キャラの造形がしっかり作りこまれており、どのキャラも魅力的で読者を飽きさせない。 作者である「片山憲太郎」は「西尾維新」(『クビキリサイクル... 続きを読む

記事を書くときの注意ポイント

記事を書くときに注意したいこと ネット上で、記事を書く際に、 個人的に注意したいと考えていることを挙げていきたい ※個人的な覚書 記事の「ですます調」と「である調」 記事の中で、「ですます調」と「である調」は統一すべき。 本当は、サイト全体で、ですます調とである調は統一すべきなのかもしれないが、この... 続きを読む

本一冊の平均的分量:10万文字、40シーン、10キャラ

本を書く時の、作家の思考 どのような思考で、作家が物語を紡いでいるか気にならないだろうか? 「気にならない」 そう答える人の方が多いと思う。 作家の思考なぞ、物語を純粋に楽しむのに不必要な要素だから。 しかし、私は考えてみることにした。 なぜか? たぶん暇だったからじゃないかな…… プロッ... 続きを読む

よい小説とは何か?-最も単純な答えを示す

人は本を評価したがる生き物 多くの人が本を読み終えた時に、 いい本だったとか、つまらない本だったとか、 色々感想を持つと思う。 つまり、私達は、本の良しあしを判断する基準を 自分の中で持っているはずだ。 しかし、それをきちんと言葉で表すことができるだろうか? 本の良い点、あるいは、悪い点を挙げて、 ... 続きを読む

物語も「三度目の正直」-3回目でひっくり返すパターン

童話で見られる「三度目の正直」型 童話では、3回目でひっくり返すパターンがよくみられる。 私は、そのよう物語を勝手に、「三度目の正直」型の構成と呼んでいる。 『三匹の子豚』と『オオカミ少年』という二つの物語を通して、説明したい。 『三匹の子豚』 あらすじ 起:1匹目の子豚が作ったわらの家が、狼に吹き... 続きを読む

『羅生門』(芥川龍之介)での蟋蟀の役割-時の経過を示す

時の経過を示す手法& 読者の視点を引き込む手法 この記事では、芥川龍之介の作品を扱う。 作品を通して、 1:時間の経過をさりげなく示す手法 2:読者の視点を、惑わすことなく、物語の世界へつなげる手法 を紹介したいと考えている。 『羅生門』 日本人であれば、芥川龍之介の『羅生門』を 教科書を通して一度... 続きを読む

『たくさんのタブー』(星新一)-オチの感想・解説

作品概要 ショートショート作家で有名な星新一の短編が、20編収録された作品 話の解析 20編の話がどのような内容か端的に書きます 以下ネタバレを含みます。 (いきなりネタバレする人が嫌な人のための、障害物) 先に読んでおきたい関連記事 短編のオチの三本柱-オチのパターンを分類する &nb... 続きを読む

短編のオチの三本柱-オチのパターンを分類する

短編のパターン 短編を読んだときに、 この短編のオチは、前読んだ別の短編とオチが似ているな。 そんなことを思ったことはないだろうか? その既視感は、正しいと思う。 人が面白いと思うものにはある程度パターンが存在するはずである。 そして、書き手は意識的か無意識的にか、パターンというものを捉えて、 それ... 続きを読む

主観的な表現する人は文章下手-料理の描写を例に解説

味の良さを表現するには? 想像してください。 今、あなたが、今までにない、最上の料理を食べたとしましょう。 そして、離れた友人に電話で、料理の素晴らしさを伝えたいとします。 あなたは、どう友人に料理のよさを伝えますか? 味が良いことを示す言葉は、たった3つ 日本語において、味のよさを直接示す言葉は... 続きを読む

「努力は必ず報われる」わけではない。 「報われる努力」をしないといけない。

「努力が必ず報われる」は嘘 「努力が必ず報われる」 よく、聞く言葉だ。 そして、なんとも心地よい言葉だ。 子供の頃、ことあるごとに、耳にしたことか…… だが、大人になるにつれ、気が付く。 そして、多くの人が分かっていることだが、 努力は必ず報われるわけではない。 イメージするのは、大学受験が一番わか... 続きを読む